交通事故の示談交渉の実際について

示談交渉が必要なケースとは?

交通事故を起こした、または巻き込まれたという場合は、加害者と被害者の間で示談交渉がなされます。
示談とは、加害者が被害者に損害賠償額の支払いを約束することで、支払後は一切の事故の責任がなくなるということです。
示談の方法は主に、当事者本人ではなく、加入している保険会社の担当者が話し合いをして、和解の方法を探ります。
事故の状況から過失割合を決め、賠償金額の負担割合を決定します。

加害者が10割負担するもらい事故は少ない

被害者の車が停止している際にぶつかられたなどの場合を除き、両者の車が走行中の事故であれば、加害者が10割負担するということはほとんどありません。
例えば、以下のような事例があります。
法定時速60キロの直進の道を、時速60キロで走行していた被害者の車が、途中で右折しようとウィンカーをあげてスピードを落としました。
十分スピードが落ちたところで右折しようと曲がりかけた時、後ろから時速70キロで追い越しをかけた加害者の車と接触しました。
一見すると、この事故は加害者に全ての責任があるように思えますが、この際の損害金額の負担割合は保険会社同士の話し合いの結果、被害者2:加害者8でした。
被害者のウィンカーを出すタイミングや、後方への注意不足にも責任が問われる結果となりました。

過失割合で争うなら交通事故弁護士は必須

もしも、保険会社の話し合いの結果に納得がいかなければ、弁護士を雇って裁判を行うこともできます。
法律的にも、裁判基準の損害賠償額は、保険会社が提示するものよりも多額になります。
それなりの労力と費用がかかりますが、弁護士費用を差し引いてもプラスになる場合があります。
以上のように、交通事故を起こした際には、賠償金の分担が通常、保険会社の担当者の話し合いによって決められます。
それに納得しなければ、裁判を起こすこともできます。